世代間教育格差がさらに拡大する問題

現在、教育格差の問題が大きく叫ばれています。
この格差は大きく分けると2つの原因から生まれ、1つは学習環境が後退した公立校と、費用は割高ながら高い学習水準を保っている私立校との格差です。
もう1つは私立校に通うことのできない地方と都市部との格差です。
このような格差は、高い学習環境に進むことのできる高所得層と、高い学習環境に進むことができず、学力格差を解消できず低い所得から抜け出せない層とが次の世代の学習環境にも大きく影響し、世代を超えて格差が固定化してしまう世代間の教育格差の問題を生んでしまっています。
その結果、現在の日本では「どの所得層の家(親)のもとに生まれたか」がその人の所得層を決定し、その人の人生を大きく左右することになりました。
さらに、就学後の学力差は、就学前に教育が行われたかどうかに大きく影響し就学後の学習効果は大きくなることから、年齢を経るなかで学力差は拡大されるとされています。
このように教育格差の問題は有効な解決手段がなく大きな社会問題となっています。